2015年12月7日 夜な夜な話(メモ)

◆フジテレビ「ノンフィクション」を観た感想

高校の同級生ふたりが、寿司職人を目指して鹿児島から上京。女の子のほうが大将から評価、男の子は仕事も振ってもらえない。けれどいつの間にか、男の子のほうが評価されはじめる。やがて、女の子は「辞める」ことを決意……。

それを受けタケは思った。

まだまだ人生のスタート地点にたったばかり。10代のころは同じように職人だったから、主人公の気持ちはわかるが……。その道から離れてみると、別の職業に就くという選択肢もあってよいかと。どっちがよいか答えは出ない。どの道に進んでも、「敵わない相手」はいる。けれど、一番になれる人は一握り。そんななかで置かれた場所でがむしゃらに頑張るか、別の道を選ぶか。その瞬間はその場所がすべて。ただ、長い人生においては、小さな選択肢といえるかもしれない。

——

◆人から仕事を受けるということ

自転車をどこに漕いで行くかが大事。80kmでも正しい方向に向いているほうが成功。120kmであてもなく進んでも道に迷う。

気持ちが乗らない仕事は受けない。学ぶフェーズを経たら、「断つ」決意を。そうでなければ、発注者を越えられない。いつまでも歯車のまま。

——

◆「職業」というのは怖い

公認会計士って、人の数字を評価する仕事。だれが見ても間違えないように。こういう仕事をしていると、「感想を書いてください」と頼んでもだれが見ても疑義のない内容。主観性がない。自分がなにを感じたかというのがない。文章が無機質。職業柄。習慣というのは怖い。客観的な情報は伝わるけど、主観的な情報はない。

ブログというのは、なにを読むかではなく、だれの文体で読みたいか。

 

↑上に戻る