帰国子女・外国人・日本人未就学乳幼児向け「日本語」レッスンin東京都港区

For leaner 일본어 학습자 日本語学習者

3歳で「先生の名前は◯◯です」「ご飯食べるから待ってて」が言えますか

3歳を過ぎると、保育園や幼稚園での集団生活が増え、小学校で学ぶ姿を想像しはじめます。

習い事をはじめたとか、増やしたという声もよく聞きます。

一方、日本語についてはどうでしょうか。

「似てる」と「同じ」を使い分けられますか。
「あまり」「そんなに」「結構」「だいたい」などの副詞は豊富ですか。

日頃、日本人を含め、帰国子女や外国にルーツを持つお子さんの日本語レッスンを通して、数多くのお子さんとその親御さんにお会いします。みなさん、口にはなかなか出されませんが、ふとした瞬間に、溢れんばかりのお悩みを漏らすことがあります。

「3歳を過ぎても親子の会話がままならない」
「4歳になろうとしているのに、単語をポツポツつぶやけるくらい」
「あまりにもどかしくて、親が代弁してしまう」
「保育園・幼稚園で友達と仲良く遊べない」
「いつも一人で黙って過ごしているようだ」

保育園や幼稚園に入ると、他の子と余儀なく比べられてしまう。そして、まだまだ「てにをは」もおぼつかないのに、小学校入学が視野に入ってくると、ひらがなや漢字を読み、書く、挙げ句の果てには英語も習い始めてパンク寸前……というジェンガの状態に。親の心のみならず、子供も疲れて崩れ堕ちてしまいます。

日本語力を高め、「間に合った」と実感

私も、
そうでした。

当時、2歳半を過ぎた息子は、よく聞き取れるのに、なかなか対話ができない。こちらが話しかけても知らんぷり。母親である私が推し量って、子供の会話を取り持つ始末。言いたいことが言えなくて、ギャン泣きの連続……。

結局、発達相談支援センターで相談し、「育てやすいか、育てにくいかっていうと、育てにくい方でしょうね」と他人事の対応をされたこともありました。某幼児教室の体験レッスンに参加した際は、「うちではおとなしく座って話を聞けないと難しいですね」と何ら入会を勧められず……八方塞がりの日々を送っていました。

そうしたある日、
ぽっかりと時間ができた私たち夫婦は、
夫の好きな四字熟語を暗記させてみよう、と。
音楽に合わせてみたり、しりとりをしてみたり、キャッチコピー方式で大好きなミニカーと紐づけて覚えさせてみたり。

すると、2歳8ヶ月で800語ほどの四字熟語を覚えることができました。
これは、語彙にとどまりませんでした。

会話のパターン練習を日常に組み込む習慣が、息子の日本語センスを磨き、自信を持って友達とも関わるようになりました。

さて、その後、私は日本語教師を目指し、「あいうえお」すら知らないエジプト人やタイ人、小さい子は2歳からの個別レッスンを重ねてきました。
幼児が言語を習得するには、いくつか要件がありますが、その中でも、

モンテッソーリが「知性の働きは区別すること」というように、圧倒的な語彙は不可欠であり、

クラッシェンの4つの要因「外的刺激」「安心」「学習モニター」「情意フィルター」が揃っていないと言語は習得されず、これには順序が必要ということも理にかなっていることがわかりました。

また、

チクセントミハイのいう、「フロー状態」になければ、そもそものインプットは困難ということは、次の実験からも納得がいきました。

我が子への実験を通し、こうした理論が正しいのだと証明したわけです。
「安心した状態で要求を引き出す」×「好きなこと=フロー状態」
を揃えてこそ、ようやくインプットが可能となり、
圧倒的な語彙を土台に、対話力は向上するのです。

言い換えると、語彙力がないのに会話を求めたり、安心できる環境にないのに知識を与えられたり、興味のない話題ばかりでは、ただの雑音にいる状態になってしまいます。

この先は、予測できますね。

「シャットアウト」です。

子供も一人の人間です。
わからない言葉のシャワーが降り注がれたら、耳をふさぐのは当然でしょう。
こうした防衛本能を刺激しないためにも、
我が子の語彙力や対話力に疑問を持つお母さん、お父さんは、
一呼吸置いて、お子さんの様子、ご自身の様子を見つめ直してみてください。

焦らず、見るべき対象を間違えず。
そうして、お子さんの受け皿を広げつつ、日本語を身につけていただくには……。

私は、日本語が大好きな日本語教師であり、心理カウンセラーであり、また、子を持つ母でもあります。
息子と悩んだ日々を多くの親子に重ねて、その親子の会話が豊かなものになるよう、力を注げればと帰国子女・外国人幼児向けプライベート日本語レッスンをご提供しています。

帰国子女・外国人幼児向けプライベート日本語レッスン

レッスンは、私とお子さんのマンツーマンを原則としています。

〔具体的な流れ(一例)]

▼初回体験

お子さんと顔合わせをし、1時間ほど一緒に遊びます。
そうした中で、お子さんが次のどの段階にあるか、
何に興味を持つか観察し、カリキュラムを作成します。

▼カリキュラムと教材の作成

お子さんごとに、カリキュラムに基づいた教材を選定します。
決して、ドリル型の教材は使用しません。
お子さんの好きなキャラクターや生教材(絵本、動画など)を使いながら、
前のめりに言葉を覚えていただくように配慮します。

▼3〜5回のレッスン

目標を設定し、3〜5回をワンセットとしたレッスンをご提供します。
お子さんの生活や年齢によって時間を設定しますが、
平均60〜100分程度としています。
・ごっこあそびを通してあげる・もらう・くれるを区別する
・写真を見ながら、出来事や人について伝える
・ブロックやレゴの作り方を順序をおって説明できる
などを日々の目標にしています。

▼フィードバック

お子さんの様子や新たに習得した言葉・表現、苦手な表現などを記録し、親御さんにフィードバックします。

お客様の声

相談する相手がいなかったので、途方に暮れていましたが、先生にお会いできてよかったです。

先生の優しさ、子供との相性はすばらしく、出会いにとても感謝しています。

本をもっと読んだ方がいいのかや、もっと同年代の子にふれ合わせたほうがよいのかなど思っていましたが、色々とお話しできて私自身の迷いが減った気がします!

コントロールするのではなく、子どもの興味のあるところで話を広げられるようがんばります。

とても救われました、ありがとうございます!

講師のプロフィール

廣升敦子(ひろますあつこ)

小学校・中学校教員免許を取得後、教育関係の専門紙を編集。
学習塾やカウンセリングなどを経て、日本語教師へ。
日本語学習歴ゼロの外国人や児童・幼児、帰国子女へのプライベートレッスンを重ねる。
港区国際交流協会、日本語教育研究所会員。
東京都港区にて、4歳の子供と夫と4人暮らし。

お試しレッスンお申込み受付中

東京都港区・中央区・墨田区・千代田区・品川区・大田区・文京区・渋谷区在住の帰国子女を持つ方限定

◎初回レッスン 60分2000円+交通費(2019年4月のみ)

書籍のPDFと自宅で使える教材シートをご提供します。

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