ITフル活用の就学前教育2.0/幼児(2歳児)1000語の詰め込み術

「就学前教育2.0/2歳児1000語の詰め込み術」は、現在2歳の(今秋3歳になる)息子に、半年で新規に「四字熟語1000語」を詰め込むという前代未聞の試み! この子育てサイト「コレ芝」では、その全記録を公開していきます。

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 目次とプロローグ

2歳の幼児が遊びながら、半年で1000語を覚える!

さて、一般的には、2歳で300語、3歳で1000語を習得していると言われています。息子も、つい2〜3ヶ月前の2歳半では、「ママー、ねんね」「バス、来たね」くらいの意思疎通にとどまっていました。

しかし、転機が訪れました。
こうちゃんに「就学前の詰め込み教育」をはじめた6月初旬から、この1ヶ月余りで四字熟語を250語、関連の語句を約300語話せるようになったのです。

という具合に、たった1ヶ月で、会話の質と量が一気に豊かになりました。

こうお伝えすると、「2歳児に詰め込み? そんなクレイジーな! 子供がかわいそうじゃないか。もっと子供のペースで自然に勉強していくべき」という声をいただくことでしょう。

そんな反応も、承知の上で……。
まずは、この動画をご覧ください。

(※現在、口に出して言える四字熟語はこちら(日々更新))

親が定義する「勉強」は、子供にとって「遊び」そのもの。本人には、まるっきり「やらされている」意識はない。むしろ、「もっと、もっと学びたくてしようがない」のです。

親の「価値観」を疑い教育することが、真の親心

さて、目の前に、黄色いバスが止まりました。
息子は、「あ、バス」と指さします。
そんな声を耳にした親は、どう応えるでしょう……。
以前の私は、「おっきなバスだね」と繰り返していました。

しかしながら、
何ヶ月にも渡ってただ同じ「単調な決まり文句」ばかりを繰り返すことは、親として大きな罪。自戒を込めて強調しますが、これは「教育放棄」だ!

そう気付いたのです。

なぜなら、息子は、数ヶ月前から「大きな車」「黄色い車」ということは、散々聞かされ知っている。
そうではなく、「物見遊山のはとバスで東京観光しよう」と語りかけると、次からは、「物見遊山のはとバスで東京観光しよう」と話すことができるのです。

親が「バスだね」というと、
子供は「バスだね」と繰り返します。

親が「物見遊山のはとバスで東京観光しよう」というと、
子供は「物見遊山のはとバスで東京観光しよう」と繰り返します。

私は、ハッとしました。
「子供には、言葉を制限して」という私の「勝手な親心」は、「手抜き教育」そのもの。子供の知識や能力、好奇心に「リミット」をかけていたのです。

どうせ、2歳では、「バス」くらいしか覚えないだろう。
そう思えば、子供は「バス」しか覚えません。
しかし、100種類を覚えようと思えば、まるでスポンジのように名前を覚えていくのです。

では、どのように覚えさせるのか。
詳しくは次回以降に詳述しますが、一言でいえば……。

例えば

といえば、何がつづくでしょう?

30代以降の方であれば、考えなくても
オロナミンC

とつぶやいていることでしょう。

 

同じように

といえば?
「アンパンマン」

ですよね。

ちなみに、「元気溌剌」も、「勇気凛々」も立派な四字熟語。
こんな具合に、
「呉越同舟のモーターボート」
「容貌魁偉のランボルギーニ」
「一心不乱のフラミンゴ」
と覚えていったのです。

なぜ、2歳児に言葉を詰め込むのか

ところで、なぜ2歳の幼児に言葉を詰め込もうと思ったのか。

2歳を過ぎたあたりから、「就学前教育」をどうしていこうか考えるようになりました。

動機は単純で、保育園のお友だちが、「お稽古バッグ」を持っていたから。
とりあえず、近所で見かけた幼児教室に足を運んでみたのが最初。でも、結局は「親が家庭で読んでくださいね」という絵本をもらっただけ。当然、ベネッセも定期購読しました。これも、親が読んで聞かせたり、そばについて声をかけなければならない教材ばかり。読み聞かせも当然、親の読み方に大きく左右される。ましてや、どの本を選んでも、「ぞうさん」「おさるさん」「アイスクリーム」をひたすら連呼するばかり。スマホも多用し、「ABCソング」は、YouTube先生のおかげでマスターしたけど……。そして、動物園や水族館など、いろんなところにも連れていったけど、毎日の行動範囲や交わされる会話は大体一緒。

ですよね。
どんな教材を選んだとしても、
調理するのは親。

とどのつまり、幼児教育は、
結局は、親が家庭で学ぶ環境を作ること。


故事に「孟母三遷の教え」(教育には環境が大切)
という言葉があります。
2000年前から、家庭での教育が大切と言われているわけです。

「責任重大」じゃん!

正直迷っていました。塾に行かせたら良いか、何か良い教材はないか……。そもそも、息子が何をしたいのか。もう、迷い道にはまって子育てから逃げ出したくなるくらいに。
「あー」「うー」と喃語を喋っていた頃までは「よちよち、いい子ね〜」で済んでいたのに、言葉を喋り出した途端、親の役割が変わってきた。

ネーェ、何が良いのかわからない! 教えてよォー!
おいおい、一人でやるんかい!
そもそも、夫のタケは私に育児を任せきり。

「ね、どうしていこうか!?」

ある日、夫と二人で膝を突き合わせて話し合い、さまざまな本を読みました。
すると、ある結論にたどり着きました。
ノーベル賞を日本人の数十倍も受賞しているユダヤ人は、5歳で聖書を丸暗記しているそうです。
そして、歴史上の偉人たちは、幼少期から「兵法書」や「論語」をつらつらと言葉に出して暗唱したそう。
そして、いまの世の中を見渡した結果、やはり「教育は、言葉の詰め込み」なくしては、成果は出ないという結論に達しました。

「夫がもともと好きだった四字熟語を題材に」「妻は半信半疑で取り組んでみた」、「意外や意外、息子がみるみる言葉を体得していった」……という経緯は次回以降、詳述しますが、
私たちは、ある思いを確認しあったのです。

それは、息子に豊かな言語を身につけさせたい、ということ。
なぜなら、社会がより「言語」に支配されるようになったから。

私たちが子供の頃は、限られた人間関係の中で、「あ・うん」のニュアンスさえ伝われば、意思疎通を図ることができました。しかしながら、スマホで情報はすぐに手に入る、SNSですぐに伝達できるようになった、顔が見えなくても仕事を受けられるようになった。たどたどしい言語能力だと、生きてはいけない。それは、税理士である夫やライター業の私が痛感していたことです(詳しくは、サバイバル仕事術を参照)。

20年前と今とでは、社会の生き残り方が全然ちがう! 断片的な情報を元に指示通りのことをこなす仕事は、もはや残って行かない。物事を体系的に捉え、的確な場面で的確に表現できることが必須スキルとなることは、火を見るよりも明らかです。一方、テストの傾向は、依然、「記憶」を問われ、書き表すスキルが問われています。

この両方のスキルを備えることは、「ボキャブラリを豊富」にすることと、ほぼ同義と言い切っても良いでしょう。

ところで、おそらく、皆さんのお子さんも、「ナニ?」「ナニ?」とつぶやいていることでしょう。

「これ、何?」
「なんて、お名前?」

「ナニ、ナニ」は、願ってもない、学びのスイッチ
いま、このチャンスを逃してはならない。
2歳は、「事半功倍(じはんこうばい)」の大切な時期なのです。
親が本腰入れて、「教育」に向き合わなくっちゃ。

四字熟語に込められた力と可能性

じゃあ、あらゆる言語の中で、なぜ、四字熟語を覚えさせようと思ったのか。そもそもは、タケが四字熟語を好きだったからなのですが。四字熟語は、2000年前から語り継がれる「哲学」が詰まった言葉。最初は「音」だけでも、やがてその言葉に込められた思いやシーンを知ることは、人間性にも大きな影響を与える、そう考えたのです。

その過程で、さまざまな「音」や「文字」に出会うことで、当然のことながら「ひらがな」や「数字」も覚えていく。現に、この四字熟語を学んでからというもの、特化させて教えてはいないのに、「ひらがな」と「音」を一致させて覚えるようになりました。

「いやいや、あいうえおが先だろう」

という意見があるかもしれない。しかしながら、私たちはそもそも、「あいうえお」を知らない赤ちゃんの頃から、「ご飯」や「車」と口に出しているのです。このあたりの副次的な効果も、次回以降、お伝えしますね。とにかく、四字熟語は、「一粒でなんども美味しい」言語なのだと実感しています。

もちろん、英語や中国語を教えるという選択肢もあるでしょう。しかしながら、私たち夫婦は、英語や中国語のネイティブではありません。「Hello」や「ニイハオ」は言えても、それ以上の会話には及ばないからです。

繰り返しますが、「親が家庭で教える」こと。それが、幼少期にとっては、一番効果的なことです。だから、親が取り組めることを最優先に考える。

とは言え、私は四字熟語は学生の頃に国語の試験で少し触れた程度。それでも、日本語ですから。不惑の四十を迎えても、知ろうと思えばすっと入ってくるんですよ。(アコの学習プロセスも、今後お伝えしていきますね)

夫婦で取り組むからこそ、教育は面白く無限の可能性がある!

今回のプロジェクトは、夫・タケと妻・アコの二人で取り組んでいます。結婚して6年目。二人でベクトルの向きを合わせたのは、実ははじめてのことかもしれません。互いの気持ちや価値観はよく知った気になっていましたが、お互いのことをよく理解したのは、このプロジェクトを通じて。

プロフィールも今後、紹介していきますが、ふたりが歩んできた道は、結構違います。
「教育」「学び」ってことに関しては、とりわけ。

アコは、親が教師ということもあり、子供の頃から特に意識もすることなく、「当たり前」に勉強してきました。勝手に名付けると、「勉強ネイティブ」です。語学を勉強するときの「ネイティブスピーカー」と同じで、子供の頃から、ごく自然に勉強をしてきました。

対して、タケは勉強はパン職人から20歳をすぎて税理士試験の勉強をはじめキャリアチェンジをしたいわば「勉強非ネイティブ」。でも、現在は勉強をした証である国家資格で糧を得ているわけです。

そんなタケは、よく言います。
「勉強した人、学歴のある人が全員うまくいくわけではないが、世の中で活躍している殆どの人が、勉強ができる」

「勉強ができなくてもいい」というのは、努力しなかった人を擁護する言い訳

少なくとも、今の世の中は、勉強ができた方が評価される社会なのです。

では、どのように勉強をしていくか。
私は、受験勉強のレールに沿って、ひたすら勉強を積み上げながら国立大学(千葉大学教育学部)に合格した「順算型」
一方のタケは、自分なりの勉強方法を確立して税理士試験を突破した「逆算型」

それぞれの経験から得たノウハウを駆使し、新しいノウハウを確立していくのが今回のプロジェクトです。

そして、今回の主役は、息子の「こうちゃん」。現在2歳の甘えん坊です。
こんな3人家族が取り組んでいく「ITフル活用の就学前教育2.0/2歳児1000語の詰め込み術」、どうぞご期待ください。
細かいノウハウは、これから順次更新予定していきますね。

それでは、合縁奇縁を願って、bye booo!
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次の話は【四字熟語1000語の詰め込み術」の4つの効果って!?】です。

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