「감사합니다！」アニメ動画をぶつぶつシャドーイングする#13_就学前に幼児の日本語ボキャブラリを増やす遊びメソッド

「ITフル活用の就学前教育2.0／2歳児1000語の詰め込み術」は2歳（当時）の息子に、半年で新規に「四字熟語1000語」を詰め込むという前代未聞の試み！　この子育てサイト「コレ芝」では、その全記録を公開していきます。

こんにちは、アコです。

このシリーズでは、息子の日本語習得に向けた取り組みを小さなメソッドとして記録していきます。「ITフル活用の就学前教育2.0／2歳児1000語の詰め込み術」でも、様々な取り組みをご紹介してきましたが、一つ一つを改めて記録していくことで、どの取り組みが効果的だったか、改善の余地があったかを検証し、より有効な方法を日本語教育と「キッズことば園」に活かしていきたいと思います。

カムサハムニダ/감사합니다

私たちが昨年まで住んでいた民家は、いま、民泊として海外からたくさんの観光客を迎え入れています。特に、子どもが遊びに来た時は、息子も部屋をお邪魔し、交流したり。それぞれの国のお土産をいただきながら、文化に触れたりしています。

先日も、韓国からご夫婦が訪れ、息子の好きな「 꼬마버스 타요(HD)ちびっこバス　タヨ」のおもちゃをプレゼントしてくださいました。ゲストの出発後にお土産を受け取ったので、この場から、「カムサハムニダ/감사합니다」！

カムサハムニダ/감사합니다

おー、意外に上手に言えました。

通訳の練習方法「シャドーイング」で言葉を記憶する

息子は、韓国語で「ありがとう」を「カムサハムニダ」ということをこの時はじめて知り、声に出してみました。私が先に話し、すぐに真似するという具合に。

これ、「シャドーイング」という方法らしいです。

いま、私は日本語教師の資格を取るため、勉強をしているのですが、その中で通訳の人が行う勉強法だということを知りました。

おー、これって使える！

iPad少年がハマる藤子不二雄作品のクオリティ

いま、息子の日常はこんな感じです。

よく、こんな格好でストーリー追えるわ！

という姿でiPadの動画をみています。今は、ドラえもんやパーマンなど、藤子不二雄先生の作品がお気に入り。

姿勢はともかく、とにかく藤子作品のクオリティは高いので、親子で惹きこまれています。

クオリティの一つに、ボキャブラリの豊富さがありますが、その種類と解説は、半端ありません。具体的には、

「朱に交われば赤くなるっていうのは、古代中国の言葉なんだよ。墨に近づけば黒くなって、朱色に近づけば赤くなるように、付き合う人によって良くも悪くもなるんだ」

「氷河期は、およそ２万年前だよ。全てが凍りついて、人も動物も生きることができない」

というように、小学校で習うようなことを３歳の子でも感覚としてつかむことができるんです。

これは、チャンス！

背後霊になってシャドーイング

せっかくなので、息子の脇や後ろでぶつぶつシャドーイングすることにしました。

ドラえもんが「朱に交われば赤くなる」と言ったら、私が「朱に交われば赤くなる」というように。

この時は、見ることに夢中なので、全く反応はありませんが、確かに息子の中にインプットされていルようです。

ある時、私が「朱に交われば？」と聞いたところ、息子が「赤くなる」とかぶせてきました。

色々言葉を覚える方法はあるのでしょうが、息子の好きなものに乗っかって、強調したり、「しゃべる体験」をプラスしてあげるという積み重ねが、長期記憶に繋がるのだろうと思います。

そんな日々に、「カムサハムニダ/감사합니다」！

そんな感じです！

それでは、合縁奇縁を願って、bye booo!

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