なぜ、2歳児に詰め込み教育をはじめたの?〜ITフル活用の就学前教育2.0/幼児(2歳)1000語の詰め込み術
なぜ、2歳児に詰め込み教育をはじめたの?
私たち夫婦と2歳の息子が取り組んでいる「ITフル活用の就学前教育2.0/幼児(2歳)1000語の詰め込み術」。タイトルにはあえて「2歳」と入れました。これは、ある手応えを感じてきたから。そこで今回は、「なぜ2歳なのか」という点について踏み込んでお伝えします。
経緯としては、プロジェクトの開始が、たまたま息子が2歳のときだったというのが前提にあるのですが……。2ヶ月前を振り返ると、そう、私は懐疑的でした。
えー!? 四字熟語? 私だって、小学校で初めて「一石二鳥」や「一期一会」を覚えたのに!
しかし、親の不安をよそに、息子はみるみると四字熟語を覚える。それも、想定した目標以上の早さで!
そこで、私たち夫婦は「なぜ、こんなに効果が出たんだろう」とこれまでの経緯を振り返りました。すると、ある確信にたどり着いたのです。
この「『2歳』にこそ、詰め込み教育が最適な理由が隠されていんだ!」と。
それは、
1)ものを覚えるのは早ければ早いほうがいい
2)書けない・読めないからこそ、「音」だけで勝負できる
3)「これが好き」という自我が芽生える時期
4)家が最大の学び場、親が一番の教師になれる
という理由からです。
1)ものを覚えるのは早ければ早いほうがいい
有名な音楽家やスポーツ選手が、よちよち歩きの頃から練習をはじめたというのをよく耳にすると思いますが、これには、やっぱり裏付けがあるらしいです。教育用語でいわれる「才能逓減(さいのうていげん)の法則」。これは、赤ちゃんの資質が伸びる可能性は、生まれた瞬間を100とすると、8歳頃で伸びる可能性が限りなくゼロに近くなるのだそうです。
ソニーの創業者である井深大さんも、名著「幼稚園では遅すぎる」の中で、「すべての教育は生まれてから一日も早くはじめなければいけない」と書いています。
それだけに、たまたまではありますが、夫婦で就学前の幼児教育に取り組めたことは、結果オーライだったと感じています。
2)書けない・読めないからこそ、「音」だけで勝負できる
まあ、一般論では「早い」に越したことはないだろうけど、そもそも、2歳だと書けないし、読めないでしょ。教えるのも限界があるんでは?
そうそうそうそう
そうなんです!
私たちも、「どうやって教えるの?」と頭をひねり続けています。なにせ、文字も読めない、書けない、椅子に座ってられないのですから。
ましてや
「将来、役に立つよ」
なんて言っても本人には通じない。
だから、あれこれパズルやフラッシュカードなどの教材を作っては悩み、会話を繰り返しては悩み……(この辺りの経緯は、追ってお伝えします)。
最近では、「音にアプローチするのが一番!」と発見!
そうして、
「音」にアプローチしながら膨大な語句を覚えるという教材や仕組みが確立したのです(教材や勉強法については、また別途)。
だから、息子が、なまじっか文字の読み書きができる4歳とか5歳だったら、既存のテキスト教材を必死に覚えさせようと躍起になり、きっと私たちオリジナルの教育法や教材は生まれていなかった。
それだけに、期待したほどは、「四字熟語」を覚えられなかったことでしょう。
3)「これが好き」という自我が芽生える時期
一方、「2歳」と「0歳や1歳の赤ちゃん」の最大の違いは、
「自我の芽生え」といえるでしょう。
「自分の好きなもの」や「こだわり」をまだ認識しない0歳や1歳の赤ちゃんであれば、いまの息子ほど、「楽しそう」「覚えたい」という意欲に繋がらなかったと思います。
息子の様子を見ていると、特に好きな車のことだったら、「このお名前教えて」「これも、これも」と前のめりに質問して覚えていきます。
考えてみたら、大人もそうですよね。耳に残る音楽やキャッチコピーはヒットするし、目の前の楽しいことはやっぱり好き。
2歳の息子をじっくり観察していると、人間の本質がよくよく見えてくる気がします。
4)家が最大の学び場、親が一番の教師になれる
そして、息子が「2歳」であることで、必然的に保育園以外の時間は、「家庭でのマンツーマン教育」に注力することになりました。なぜなら、幼児教室や塾は、ほとんど2歳を対象としていないから。私も近所の教室やインターネットをあちこち調べましたが、だいたいは、
「3歳から」
この年齢制限って、なんでだろう?
「3歳」というのは、ある程度意思疎通ができたり、集団のルールを守れるようになるので、講師が管理しやすいんですよね。言い換えると、2歳だとまだじっと話を聞けなかったり、いわゆる「集団教育」が円滑に行かない場合がある。
塾としては、当然のことながら、クライアントである親の満足度を高めたい。そのためにも、進行を妨げたり、カリキュラム以外のケアに時間がかかる子よりは、ある程度分別のつく年齢を対象としたい。
ということなのでしょう。
塾が「3歳」で線引きしているのは、
「2歳は、まだ勉強するには早い」
という理由からではなく、
「3歳以上だと管理しやすい」
にすぎない。
ただ、幼児の場合、実質、マンツーマンが有効なのは、明らかですよね。「ダメ」な時もあるし、「ほかに興味が移っちゃう」時もある。そんな「波」を把握できるのは、やっぱり親が一番。何より、物理的に一緒にいる時間が多いのは、親に他ならない。
だからこそ、親である私たちが、
「この子はこれが好きだもんね」
「これが気になるみたい」
「この前効かせた音楽、口ずさんでるよ、イケそうだよね」
と仮説を立てたり、それを実験したりして、息子に最適な勉強法を編み出せた。
そんなプロセスを家族で踏める年齢というのが、
「黄金の2歳」
なのでしょう。
まとめ 2歳の幼児は就学前の詰め込み教育を行うのに最適
1)ものを覚えるのは早ければ早いほうがいい
2)書けない・読めないからこそ、音で勝負する
3)「これが好き」という自我が芽生える時期
3)家が最大の学び場、親が一番の教師になれる
そのため、たまたまではあるけれど、「2歳」だったから、これらの条件が揃って、効果を最大化できたのではないかと思っています。
いずれにしても、一番成長しているのは、私たち四十不惑の親かなぁとも思うところです。
細かいノウハウは、これから順次更新予定していきますね。
それでは、合縁奇縁を願って、bye booo!
⇒次の話は【なぜ、2歳児に「四字熟語」を詰め込むのか】です。
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