#01セリフを丸覚えで真似する_就学前に幼児の日本語ボキャブラリを増やす遊びメソッド
「ITフル活用の就学前教育2.0/2歳児1000語の詰め込み術」は、現在3歳になった息子に、半年で新規に「四字熟語1000語」を詰め込むという前代未聞の試み! この子育てサイト「コレ芝」では、その全記録を公開していきます。
今回から、息子の日本語習得に向けた取り組みを小さなメソッドとして記録していきます。「ITフル活用の就学前教育2.0/2歳児1000語の詰め込み術」でも、様々な取り組みをご紹介してきましたが、一つ一つを改めて記録していくことで、どの取り組みが効果的だったか、改善の余地があったかを検証し、より有効な方法を「キッズことば園」に活かしていきたいと思います。
「セリフ」丸覚えこそが、日本語習得の近道
第一回目は、「セリフ丸覚え」!
なんてことはない、日常のセリフを丸覚えさせて、なんども繰り返すというだけです。
息子はレストランや居酒屋が大好き!店員さんが、必ず「はーい、わかりました」と反応してくれるのが嬉しいようです。
ですので、親の役割としては、次の3つに集約されるかなと思います。
親が他人(店員さんや保育士さんなど)に話しかける
子どもは、「親の言葉をよく聞き取る」ということをお伝えしましたが、本当にその通りで、保育士さんやビデオの中のキャラクターが話したセリフよりも、親が一度言ったセリフをよく覚えています。
なので、私たちは積極的に会話シミュレーションを意識し、店員さんや保育士さんとの会話を息子に見せるようにしています。
とはいえ、
ビール、お代わりください!!
という程度のものですが、「これ、一つ」というよりも、「ビール、お代わりください」といえば、より多くの言葉とシーンを覚えることができますよね。
その場でもう3回繰り返す
息子がセリフを覚えたら、今度はゆっくり、息子に向かって話しかけます。
「ビール、お代わりください」
「ビール、、、お・か・わ・り、く・だ・さ・い」
そうすることで、「ビール、お代わりください」というセリフがインプットされます。
(あまり例としてはよくないかもですが^^;)
違う場所やシーンで再現させる
別の機会に、ビールを注文するシーンがあれば、その時は息子に注文させます。そうすると、店員さんが「はい」と答えてビールを持ってくるという反応が返ってくるので、息子は「ビールを注文する」時のセリフとして強烈に覚えるようです。
そうして、今度は家の中やごっこ遊びの中で
「パンをお代わりください」
「お水をお代わりください」
と名詞だけ入れ替えて、汎用性のあるフレーズとして定着させていきます。
まとめ フレーズ化して繰り返す「丸覚え」で日本語のボキャブラリを増やす
今回は、日常のやりとりを3語程度のフレーズにして丸覚えさせるという方法でした。
3歳程度の子どもにとっての「日本語が上手」というのは、複数の文節をつなげたり、助詞がうまく使えることだと思います。そうした意味では、語句を増やすと同時に、助詞や接続詞を組み入れたフレーズを日常の会話にどんどん入れていくということがキモかもしれませんね。
追って、実践した動画やフレーズ例をアップしていきます。
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