世帯年収について夫婦で目標を設定する!
ピン芸人ならぬ、ピンリサーチャー「アコ」による、子育てを観察、実験、科学する「アコラボ」です。先日、「夫へ言いたいけど遠慮しちゃう!」アンケートを行ったところ、「夫に言ってもどうしようもない」という諦めの声があつまりました。
↓ 前回のアンケート結果はこちら ↓
とくに、「家計が苦しいこと」に対して、夫に相談できない人が多く……。その理由として、「プライドを傷つけてしまうだろうし、めっちゃ怒るから」「本人は収入が少ないと思っていない上にプライドが高い」「結婚した時から夫から、『お金がない』という言葉を発することを禁止されているので言えません」という回答がありました。
なんでぇーーー! 夫のプライドって……。
ねぇねぇ、夫のプライドじゃなく、真意は「妻のプライド」なんじゃないの……?!
うーん、たしかに身に覚えがあるかもね。夫は上司の小さなプライドに萎縮して、妻は夫の小さなプライドに萎縮して、なんだか小さな小さな世界に閉じこもってしまってるかもー。もしかして、もしかして……。夫に遠慮しているほんとうの理由って……。
「働いていない」「自分の収入がない」引け目
私も、妊娠〜産後1年ちょっとの約2年間はほぼ収入がなく、夫に養われていることを引け目に感じていました。もちろん、自由気ままに使えるおカネもなく、正確にいうと自分で働いていないのに自分のためにおカネを使うのは気がひけていました。
夫を立てている妻を隠れ蓑に、動き出すことを面倒くさがっている
じゃあ、子どもを預けて働きにいけばよいのですが、ちょっと体調もイマイチだったり、仕事のブランクがあって以前と同等に働けるかどうか不安もあったり、育児ですら疲労困憊なので新しいことをはじめて自信をなくしたくない……。なので、仕事で勝負することを避けて、「良妻賢母」でいようとしました。それはそれで息苦しいので、限られた家計で頑張っている自分をアピールしたり……。
課題解決の方法が夫以外にあることに気づいていない
いま振り返ると、家事や育児をアウトソースして働きにでたり、自分の勉強や趣味に時間を使って生きがいを見つければよいのですが……。妊娠〜産後の限られた人間関係のなかで、「外界」に解決策を見出すという発想すら思いつかず。
コミュニケーション不足
そもそも、夫と本音でしゃべっていなく、「思い込み」で相手の気持ちを「自分の都合のよいように」想像していたり……。
長期的な視点にたてていない
そしてそして、明日、明後日の生活は想像できるけど、来年、5年後、10年後の「あり方」に想像すら及ばないんですよね。だからこそ、いまの家計を切り詰めようという短絡的な発想になってしまい、息苦しいスパイラルに入っていくのです!
そんなら、そんならさぁ。夫婦で理想の世帯年収を設定するといいんじゃないかな。「支出」ではなく、「収入」を! お互いに、好きなことをしていくらに収入を増やしたい、という目標を決めれば、それに向けて自分のスキルを磨いたり、投資したり、外に情報を求めるんじゃないかな。お互いにちっちゃな「プライド」は捨ててさ。夫婦共通の目標をつくって、ふたりで切磋琢磨しようよー。
……ということで、我が家は「お互いのスキルアップを尊重すること」、「すぐに現金化できること、だれでもできることは安易に受けないこと」、「自分の好きなことを突き詰めること」をルール化しました。こうちゃんのためにも、自分たちのためにもね。
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