0-03-27_赤ちゃんを守る「お母さんの『ヤバイ(危険信号)』」って!?_800

赤ちゃんを守る「お母さんの『ヤバイ(危険信号)』」って!?

子育ても、まもなく4か月目に突入。今回はアコが、少し感じたことを書きたいと思います。

いつもの夫婦対話でもとりあげているように、なにしろはじめての育児。ほっぺたに赤い湿疹ができたり、おへそがポコンとでていたり、コンコンと咳をするだけでてんやわんや。あれこれ心配になって、小児救急電話相談「#8000」や助産師さんなどにいつも相談をしています。
相談すると、いつから症状がでたのか、機嫌はどうかなど質問され、これまで観察してきたことを伝えます。そうすると、電話相談の看護師さんや助産師さんが受診をするべきか、家庭でケアする方法があるかなどを教えてくれます。
そして……、必ず尋ねられることがあります。
「お母さんの直感ではどうですか」
はじめて聞かれたときの私の回答は、「分からない」でした。
なにせ、すべてがはじめてのこと。判断のしようがありませんでした。
……ところが4か月が経ったいま、なんとなく「直感」ということがピンとくるようになりました。
それは、「ピンとくる思いつき」や「こうあってほしい願い」ではなく、
こうちゃんを観察してきた頭のなかの記憶
そして自分が生きてきた経験をもとに、
「これは、命に関わること!」とビビることなのだとわかりました。

言い換えると、
「お母さんは『ヤバイ』と感じますか」
ということ。

なぜ、このことに行き着いたかというと、インターネットニュースで、まさにこうちゃんと同じ月齢の男の子がズンズン体操という、頭を背中のほうまでねじまげるような民間療法を受け命を落としたと聞いて……。
すごくショックでした。

きっと、お母さんは必死になってあらゆる治療法を探し、藁にもすがる思いで子どもを民間療法に託したのだと思います。我が子を救いたいという思いが、子どもを不幸にしてしまったと……。いま、おそらく自分自身を責めて苦しんでいることでしょう。子どもの立場にたっても、お母さんの立場にたっても、胸が痛みます。
こどもがいくつになっても、どんな症状があっても、他の子より秀でている部分を認めたとしても、いつも親には不安がつきまとうということを今まさに実感しています。もちろん、それ以上に喜びや感激が満ち溢れるのですが、愛しいと子どものことを思えば思うほど、取り乱したり、人の意見を誤って解釈したり、誤った方向へ進んでいこうとしてしまうこともあるでしょう。

……そんな私を含めたお母さん一年生へ。
迷ったら、深呼吸。そしてまずは夫や親、お友だちに相談。身内に相談したくなければ、行政や病院へ。大事なのは、「お母さんだから」と自分を苦しめないこと。だれかに声をかけつづけたら、きっと信頼できる確かな人に出会えると思います。
そう信じて、「ヤバイよー、ヤバイよー」ってまわりに言ってると、自分が勝手に背負った重い荷物やもやもやした感情がふとした瞬間、軽くなっているはず。そうして、空をみあげると「なんてことない」ってことに気づくはずです。

ね、こうちゃん!

キッシッシッシッシー

あ、アコが笑ったら、こうちゃんも笑った!

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