情報が膨大化・複雑化するなかで、、「要するに……」とまとめる力が求められます。

私は、ビジネスライティングを通じて

「主張」、「事実」、「補足情報」を見分けること、

そのことに力を注いできました。

そうして、4つのカテゴリに分類しながら文章の「核」（つまり、「要するに……」）を見つける手法

「線引読書術」をまとめ、検証していこうと思っています。

軸は2つ。事実か主張か、それと、提案と補足か。

分類すると以下の4つの役割が浮かび上がってきます。

【ブルーセオリー】　解説文や評論の中核的テーマとなります。「いる」、「ある」、「している」、「言われている」などと客観的な事実に着目します。

【黄金オピニオン】　著者が展開する主張です。客観的事実や例示によってその妥当性を証明していきます。「つまり」、「だからだ」、「なのだ」、「だろう」など、個人の主張を表すキーワードが手がかりです。

【セオリーフォロー】　ブルーセオリーを補足します。

【オピニオンフォロー】　著者が展開する主張を補足します。

上記の分類に従って、福澤諭吉氏の「学問のすすめ」を分類していきます。

「ブルーセオリー」と「黄金オピニオン」だけを抽出します。

そのうえで、重複している内容や例示を省いていくと、文章の「要素」が浮かび上がってきます。

詳しい読み方や要約の仕方は、引き続きご紹介していきます。

ぜひご意見をお聞かせください。

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