赤ちゃんをアレルギーから守る方法〜牧場編〜
へっくしょん、はくしょんっ!
タケちゃん、花粉症ひどそうねぇ。
ほんと、この時期は薬なしでは過ごせないよ。成人になってからの悩みの種のひとつだからね。
やっぱり、都会で生まれ育ったからかなぁ。田舎育ちの私は、全然大丈夫よ。
実際、都会育ちのほうがアレルギー体質が多いって、ほんとらしいよ。NHKスペシャルで以前放送されていたけど……、農家と非農家のホコリをそれぞれ集めて、「エンドトキシン」と呼ばれる細菌成分(細菌を覆う膜の部分)の量を調べたところ、農家にそれが多かった。このエンドトキシンって成分が家の中にあふれてる農家の子ほど、花粉症とぜんそくを発症しなかったんだって。ちなみに、制御性T細胞(Tレグ)っていう細胞もアレルギー治療に効果を示してるらしいけど……。よくさ、1歳未満の赤ちゃんを牧場に連れて行くと、アレルギー体質になりにくいって聞くでしょ。だからこうちゃんにも早いとこ、この免疫をつけてあげたいなと思ってるんだ。
だから、「牧場にいこう、牧場に!」って言ってたのね。それで、今回の宮城での滞在で牧場に来たってわけ……。
こうちゃんが花粉症や喘息になるとかわいそうだからね。
……ということで、岩手県一関市藤沢町にある館ヶ森アーク牧場へやってきました。
あー、牛のうんちのにおい!牧場だね〜。
ただ、4月10日まで改装中みたいよ。途中までしか入れないので、無料で入場できるってさ。あ、ポニーは見られるね。おー、寄ってきた、寄ってきた。よちよち。
こうちゃん、土や家畜のうんちのにおい、わかるかなー。ポニーちゃんが来たよ。ほらほら起きて〜。
ふにゃふにゃ〜
あ、ポニーがこうちゃんの帽子をかんでる!
これで、草とかよだれの成分がついたかな。それと……、ペタペタ、ポンポンポン。
タケちゃん、何してるの?
こうちゃんにうんち成分をつけてるのだ!
やめてよ、やめてよー。
アコは、こうちゃんがいまバッチいのと、大人になってからアレルギーで苦労するのとどっちがイヤ?!
アレルギーだけど……。
だったら、つけてあげよう。タケにも……。そして、アコにも!
私は、すでに免疫あるのだー。(しかも、すでにアラフォーだし……)
パパもママもくちゃーい!キッシッシッシッシー
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