テレビを撤去して得られた5つのメリット
自分たちの行動が、こうちゃんにとってよかったのかどうか……。実行してから、ふたりでふりかえるのが廣升家の習慣です。で、今回のテーマは、「テレビを撤去してよかったか、よくなかったか」。
我が家からテレビを撤去し、すでに2ヶ月半が経過しました。
( ↓ 撤去した経緯はこちら)
( ↓ プロジェクタを設置したときのエピソードはこちら)
すると、メリットばかり!
知育ビデオが満載
以前から契約しているAmazonプライム(年3900円)とNETFLIX(月950円)、そしてYoutubeでたくさんの映画やアニメを観ることができます! コンテンツ料金として、月に1275円ほどかかりますが、アニメーションやキッズ映画なども観られるので(もちろん、話題の新作映画も)、DVDを4〜5本借りたと思えばそれ以上に元はとれます(映画館に行くより安い!)。なにより、こうちゃんはいま、アルファベットが大好き。なので、海外の知育教材がドツボにはまっています。
読書量が増えた
テレビをつけていると、なんとなく情報に触れている気がしますが、時間をつぶしているにすぎません(もちろん、役に立つ番組もたくさんありますが)。実際、テレビを置いていたときは、1日2〜3時間は何の気なしに観続けていました。それが、テレビが丸ごとなくなったことで、その分の時間が浮きました。で、こうちゃんの知育アニメをいっしょに観たり、絵本を読んだり。アコとタケは1日1冊くらいずつ、本を読むようになりました。最近では、アマゾンのUnlimitedがはじまり、月額980円で12万冊の本が読み放題に。そうして、互いに「こんな本を読んだ」「本にこう書いてあった」という話をするので、それぞれの知識もさらに深まります。
画面から離れてみる
以前は、テレビにかじりついて観ていたので、何度も引き離そうとおさえつけていました。ですが、プロジェクタで100インチ以上の画面に投写できるようになったため、近づくと全体が見えない。そのため、自分から離れて見るようになりました。さらに、光を直接受けないので、テレビの画面よりは、目に優しいはず。
会話が増えた
それまでは、なんとなくテレビ番組の「会話」に耳を傾けがちでしたが、「与えられる情報」がなくなったことで、3人の会話が増えました。
部屋が片付く
そして、テレビがなくなったことで、部屋がすっきりしました。テレビ台や配線にはほこりがたまりやすいし、ついついテレビ台に物を置いてしまいがち。ですが、テレビがなくなったことで、床が広くなった! こうちゃんの遊びスペースも増え、掃除も楽になりました(掃除をしようという気になった)。これは、副産物!
一方、デメリットは、というと……。
テレビやパソコンのほうが鮮明!
やっぱり、テレビやパソコンの画質が鮮明なので、たまに人の家にいったり、パソコンを開くと、こうちゃんが釘付けになります。
テレビで久々に「ワンワン」を観て、感激にひたるこうちゃん。
パソコンで、パパの動画を視聴。「あ、パパだ!」
テレビ撤去からみえた、我が家の哲学(フィロソフィ)
テレビを撤去してみて「大事だな」と思ったのは、「時間をどうつかうか」。ぼんやりテレビを眺めていても、みんなで話をしても、何か創作をしても、同じ1時間。そして、同じ1時間を、こうちゃんが笑って過ごすのか、泣いて過ごすのかというハンドルは、私たちに委ねられているということ。それならば、みんなにとって、良質で楽しい時間を過ごしていく選択をしていこうと思います。