2017年、心配する前に働こう!
「母親」とは、「心配」という果実を食べて生きる生物なのかもしれません。
子どもの頃は、いや、今でも、自分の母親が自分のことを心配して、行動する前に「もし、○○になったら」「これをこうしなければいけないよ」と口出しされるのが、すごく嫌でした。
今、やろうと思ってたんだから! んもうー、余計な口出ししないでよ!
と、ありったけの怒声で、親の心配を遮り、ツンツンと風を切って自分の部屋にこもるのでした。
が、
が、
ですが……。
こうちゃん、私にばっかりベタベタして、大丈夫かしら? 保育園で悲しんでないかしら? さっき、足を掻いてたけど乾燥してないかしら。オロオロ、オロオロ……。
ねぇ、タケちゃん、この写真、こうちゃん元気なさそう。
え、すっごくかわいいじゃん! こうちゃん、ちゃんとお友達のそばで遊んでるよ。
つーか、この際だから言うけど、アコ、こうちゃんにべったりしすぎ! いつも半径1mも離れず、どこ行くにも追いかけて!
アイヤー、べったりくっついて、目を凝らして心配のタネを探していたのは、かく言う私だったのね……。
そんな話を繰り広げた大晦日。
とは言っても、「暇だから、こうちゃんの心配のタネを探してしまう」と言う習性は、なかなか拭えない。であれば、暇を作らなきゃいいんじゃないか。うん。
そんな私に、母が一言。
「働きなさい」
そうです。私が心配しても、こうちゃんの成長が急激に進むわけでも、儲かるわけでもありません。であれば、がむしゃらに働いて、ママがキラキラしようじゃないか。
そして、こうちゃんから少し体を離して、見てみよう。そうすると、見えてくるものが違ってくる。
ほら。
気持ちよく転がって。
何して遊んでやろうかって、自分で考えているよ。
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