帝王切開出産ママの乳首にSOS!乳頭保護器と馬油でケア
あのね、こうちゃん。
前置胎盤(ぜんちたいばん)に伴う帝王切開(ていおうせっかい)手術後、はじめての授乳は、抱き方や体勢がわからず1回につき30分~1時間くらいかかりました。その間おっぱいもだしっぱなしなので乾いてきてヒリヒリ……。それに、左側の乳首がこうちゃんの上アゴにうまくあたらず、右だけになっちゃったり。
(↑奥に見える椅子は、自然分娩の妊婦さん用で、おマタが痛くないのだそう)
そのころは、3時間置きに行われる授乳の時間が憂鬱で、「いつになったら上手に吸わせられるの」と半信半疑でした。
そんなときに、ヒリヒリした痛みは、売店で売っていた馬油(ピュアバーユ)を塗ってケア。1時間くらい保湿すると、ヒリヒリはなくなったよ。ちなみに、赤ちゃんの口にいれても大丈夫だそうですが、わたしは念のため拭いてました。
一方の「左乳首問題」は、シリコンでできたカバータイプ乳頭保護器を乳首にかぶせ、哺乳瓶のように先端を上顎にあてます。すると、反射で飲めるように。毎回の消毒は面倒だけど、なんとかミルクをたさなくても済むようになったよ。
術後4日目には、傷口を覆う大判テープをあててシャワーも入れました(鏡に映るお腹は、血の塊が見えてマジマジと見られなかった~)。そして、食事も常食に。
患者気分から抜け出し、ようやく母親になった気がしたよ。