なぜ、我が子をかわいいと思うのか！？
タケちゃん、タケちゃん！ きょう、Pokke（ポッケ：東京港区芝にある子育て施設）に行ったらさ、江ちゃん、2時間もずりずりばいばいしてさぁ。ボールプールの中でうれしそうに遊んでた！
ボールをガシガシ、ガシガシ
まわりをキョロキョロ
ほかの赤ちゃんにも興味がいっそうでてきて……。近寄って顔や腕をなでてみたり、後を追ってみたり……。あー、なんてかわいいんだ！と、ずーっと江ちゃんを見てたよ。そしたらさ、江ちゃんがずりずり追いかけて行った先に、江ちゃんと双璧をなすくらい、かわいい赤ちゃんが！
だったら、その子、超絶かわいいね。
なんでそう思うの？！
さ、江ちゃんに対するアコの評価は、「我が子」というフィルタがかかって、「かわいい得点」に下駄を履かせてるでしょ。たぶん、100点満点なのに、1万点くらい加算してる！ けれど、その子はまったく得点に水増してないのに「江ちゃんと同じくらいかわいい」って……。
うん、かわいかった！ 赤ちゃんはみんなかわいいけど、でも、我が子を愛おしいと思う感情って、いわゆる「赤ちゃんがかわいい」っていうのともちょっと違うよね。どのお母さんも自分の子をうっとり見てたよ。この感情ってなんだろうね。動物には「同族の弱者虐待を防ぐ本能」があるって聞いたことがあるけど……。
赤ちゃんってさ、大人をひきつける容姿をしてるから、思わず「かわいい」「守りたい」って思うんだって（日本心理学会、赤ちゃんがかわいいのはなぜ）。とくに、自分の子は慣れ親しんだ自分の顔に似てるし、「遺伝子を途絶えさせちゃいけない」って本能が、なおさらそう思わせてるのかも。
その本能に素直に従えば、虐待や育児放棄もなくなるのかもしれないね。いま、虐待は年間で66,700件（厚生労働省）もあるとか。ママの心がどうか元気で、我が子をかわいいと思う本能を失わないように……。
そのためにはね……、パパがママを「かわいい」「かわいい」って思うことが大事なのだ！ パパがママをかわいいと思えば、ママも気持ちが穏やかになって赤ちゃんをかわいいと思えるはず！
家族に対する「かわいい」は、何度言っても「タダ」だし、だれも文句をいわないから〜大いに下駄履かせちゃって！ キラキラキラキラ！
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