島根に移住したママたちと子育てについて話してみた!
出産して「母」になってから、「どこの病院で診てもらうか」「どこの保育園に入れるか」「どこの薬局でベビーフードを買うか」……いろいろ迷いつつも「決断」してきたようだけど……。私の決断なんて小さなもの。「子育てによい」という理由で、縁もゆかりもない土地に移住を決めてしまうママがいたとは! 私は、考えもしませんでしたよ〜! え、なんで、なんでどうして移住したの?
ということで、島根にIターン・Uターンしたママとキッズを迎え、「しまね×東京 子育てのびのびカフェ」を開催しました。 ↓ 詳細はこちら ↓
まずは、トークセッション。子どもたちを囲みながら、島根での暮らしを聞きます。都会育ちのママは、島根の風土や自然が気に入り、そこから結婚、出産して大家族で住んでいるとか。「畑や山をもつことが夢」と笑い話のように言っていたいたことが、本当になっちゃって、しかも近隣から山のように野菜が届く毎日。3歩であるくと、近所の顔見知りが、子どもを代わる代わる抱っこするとか……。そういう暮らし方が、選択肢にあるんですね。ママたちは、みんな優しい表情。そして、心身とも健康そう!
つづいて、私からも東京の子育てについてご紹介しました。都会だけれど、子どもたちを見守ってくれる場所があって、そしてさまざまな体験ができる。子どもをとおしてつながりができたり、子どもといっしょに働くママの様子もお伝えしました。
そして、島根から朝採り野菜! バーニャカウダや藻塩でいただきました。うーん、甘い!
後半は、テーブルを囲んで、「子育ての喜怒哀楽」をカフェ形式で話し合います。
うれしいことは、やっぱり子どもの笑顔。そして、子どもには役割があって、たくさんの人とつながれるよね、とか。
子どもとともに成長できる、とか。
逆にしんどいことは、「母は子どもといるべき」という母親像にしばられたり、かといって、子どもと行く場所がなかったり(これは、都会でも)。結局、部屋でふたりきりで過ごす毎日になってしまっていたり。
とくに、島根ではまだまだ「男社会」だったり、保育園が選べなかったり。かといって、都会では待機児童問題があったり……。明文化されている制度だけではなく、風習や文化も、まだまだ子育てする母を応援するようにはできていないことが浮き彫りになったり。
さまざまな「しんどさ」がありつつも、こうして子どもとともに遠くで頑張っているママたちとつながりをもつことができたのは、子どものおかげ。対話をつうじて、それぞれの子育てのスタイルや生き方を認め合う場がもてたのは、本当に価値のあることです。子育てがひと段落した先輩パパママや育休中のパパたちとも話すことができ、そして話を聞いてもらうことができ、私の心はすっごくすっごくホクホクしたのです。あー、これに味をしめて、また「東京×○○」シリーズをやりたいなー。
「しまねのびのび子育ての輪」の皆さん、ありがとうございました! こんど、こうちゃんを連れて島根にいきます!