ママが「ひとりきり」になる必要性
先日、アコが乳腺炎を発症したのを受けて、タケ&こうちゃんははじめて、ふたりきりで一夜を過ごしました。それ以来、こうちゃんは、パパとふたりきりでも大丈夫。
ぱぱー、ぱぱー
すっかり、甘えています。
そして、自信をつけたタケちゃんは、こんな提案を。
月に一回、こうちゃんとふたりで丸一日過ごすから、アコはひとりでゆっくりしなよ。
ああーん、うれしい! ひとりきりで丸一日過ごすなんて、ほんと結婚以来かも(厳密には、出産のときの入院以来)。こうちゃんが保育園行ってる間も、仕事や用を済ませただけで終わっちゃうからな。でも、いざ「ひとり時間」ができたところで、なにしよう……。あー、やりたいことすら思い出せないくらい、ひとり時間を忘れてた!
ということで、アコはあてもなく、鎌倉へ。買い物に行っても、生活用品のお店に行ってしまうだろうし、自宅近くにいると、家事や仕事をしてしまうので……。
一方、アコと別れてメソメソ泣きしたこうちゃんは、5分でふっきれ、元気にバーバ(タケ母)のおうちへ向かう電車でガタゴト。タケの腕のなかでぐっすり。
こうちゃんもご機嫌みたいだし、つかの間の時間、家族のことを忘れて小説読むぞー。
で、鎌倉の一軒家風STARBACKSへ。小一時間、読書にふける。その後、目的もなしに小町通りを歩き、雑貨屋をはしごしたり。
わー、かわいい! 買っちゃおうかなー。
結局、なにも買わなかったのだけど、「かわいい」、「フラフラ歩いてみようかな」という感情が久々に沸き起こったことにびっくりした私。
とくに出産してからは、自分のことより家族のこと、換金できるものや時間効率を重視して、いわゆる「ムダ」を省こうという思考に陥っていたのです。
ですが、ですが……。
「かわいい」「うれしい」「ゆったり」「ひまだー」という感情がないという人生は、なんて視野を狭めるものか。そして、こうちゃんにもきっとよい影響は与えないでしょう。
そのことに、気づいてちょっと愕然としながらも、「えーい、羽を伸ばすぞー」と、
グリーン車に乗って、鯵の押し寿司を食べるのでありました。
そして、そして……。
タケとメールを繰り返しやりとりしながら、うんちやお風呂が無事済んだことに安心し、最後のイベント、漫画喫茶へ。小一時間、ぐーたら漫画を読んで、なんとなく、いつもどおり17時(保育園のお迎え時間)には帰宅するのでありました。まぁ、うれしい習性ですね。
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