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東日本大震災から4年、少しずつ悲しみが和らぎますように

今日は、2011年に起きた東日本大震災から4年目の3月11日。アコの実家のある宮城県栗原市は、最大震度7を記録しました。幸いにも、家族や家屋は無事でしたが、アコの生まれた七ケ浜町では沿岸部の家屋がすっかり姿を消していました。

このときは、まだ2人、出会っていなかったね。それまでは東北とも縁がなかったけど……。結婚してから宮城はもうひとつの故郷になったから、アコの両親と車で七ケ浜や塩釜、石巻で見た景色を思い出しては、そこにあったはずの生活を想像するようになったよ。

石巻には、ボランティアで訪れ、糠塚の仮設住宅に住む皆さんとご縁をいただきました。妊娠してから宮城に帰っていないけど、今度、こうちゃんを連れて挨拶に行こう。

うん、こうちゃんにもいつか、この未曾有の大震災のこと、心を痛めた人が多くいたことを伝えよう。そのときには、少しでも被災に遭った人たちの生活が落ち着き、悲しみが和らいでいるといいのだけど。

真の復興が、こうちゃんの成長よりも早く実現することを心から祈っています。

憂いのない、人々が安心して暮らしている社会を見せてあげたいね。

最後に、こうちゃんからメッセージ、「祈」を……。

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