【本日の線引読書術はドラッカー】
「主張」、「事実」、「補足情報」を4つのカテゴリに
分類しながら文章の「核」(つまり、「要するに……」)を
見つける手法「線引読書術」の第三弾は、
P.F.ドラッカーの「マネジメント」です。
言わずと知れた、「マネジメントの父」。
マネジメントの理念と手法を多く考案し、発展させてきた思想家です。
一貫して、「王道を進め」と繰り返し言い続け、
「マネジメント エッセンシャル版」では、こんなことを諭しています。
今回は、ドラッカーが、企業がどうあるべき」と考えているか、
第一章 企業の成果「企業とは何か」を線引きしながら結論を導き出しましょう。
太字のオレンジが、ドラッカーの主張です。
よーく見ると、2か所(★の箇所)で
同じことを言っていますね。
上記から、補足や言い換え、例示した箇所を省くと……。
「企業」=「社会の機関」、「市場をつくる」と定義し、
かつ
「企業の目的」を「顧客を創造すること」と定義しています。
つまり、企業が「企業」として体をなすには、
企業の価値を認める顧客が存在しなければならない。
語句の関係に注意しながら1文でまとめると、次のように要点をまとめることができます。
自分の仕事がお客様の求めるものになっているか、見失わないように……。
よい本は、胸にぐさりと刺さります……。
タグ: ドラッカー, マネジメント, 企業, 線引き, 読書 ↑上に戻る