なぜ、語句の中でも「四字熟語」を幼児に詰め込むのか〜ITフル活用の就学前教育2.0/幼児(2歳)1000語の詰め込み術

私たち夫婦と2歳の息子が取り組んでいる「ITフル活用の就学前教育2.0/2歳児1000語の詰め込み術」ですが、詰め込むものは何かと言うと……。

それは、
ジャジャジャン!

「四字熟語」です。

なぜ、「四字熟語」なの?

うふふ、よくぞ聞いてくれました。それはですネェェ。
「一粒でものすごく効果のある『一粒万倍』の言葉」だからです。

息子が2歳を迎えた頃から、日常会話も豊かになり、もっといろんなことを教えたいと思うようになりました。そこで、夫婦でアレヤコレヤ話して、やっぱり世の中を見渡しても、語彙力を高める必要性はこの先も変わらないだろう。いや、もっと必要になる、と思いを確認しました(これは別途詳しく)。

そして、本音を話せば、先のことは、結局わからない。だからこそ、「真理」を伝えておかなきゃならないんじゃないか、と。

まぁ、ホントの、ホントのところは、タケが好きだったからと言うのがきっかけではあるのですが。ともあれ、やっぱり良い言葉だと思うんですよね。知ってみて、改めてその良さに気づきます。

で、何が「四字熟語」の魅力かと言うと。


と言う点。
今はまだ「音」だけですが、これから成長に合わせて、文字だったり、意味だったり、使い方だったり、故事来歴を伝えていければと思っています。

1)さまざまな漢字や音で構成された言葉

四字熟語は、その名の通り、4つの漢字が組み合わさっている言葉です。これを2語ずつ分解すると熟語、さらに分けると漢字になり、「かな」に分けると全部で5〜10文字くらいの音になります。なので、四字熟語を一つ覚えれば、4つの漢字、2つの熟語が覚えられるということになります。

親野智可等(おやのちから)先生の「考える力がつく「国語力」教室」でも、「漢字が読めないと、ほかの教科もできないよ」と、文例で漢字をたくさん覚えることを推奨しています。であれば、まずは「聞いたことがある。そして口に出して言える」状態にしておこうというのが、いまの段階です。

ちなみに、漢字の意味や使い方は後回しにしてまずは音を覚えさせてしまえと言うのは、般若心経(はんにゃしんぎょう)の絵心経(えしんぎょう)から着想しています。

絵心経とは、字の読めない方に般若心経の教えを広めるために、文言を絵で表現したものです。これは、お経に込められた意味や教えなどはとりあえず後回しでまずは、口が覚えている状態にしてからと言うのは全く同じです。

出典 コンタクト様のブログより画像を使わせていただきました。

それととあとになってですが、この「文字の長さ」=(最大10字くらい)が、ちいさい子どもにとってはとても覚えやすく有効だということも発見の一つです(これについては、また後ほどお伝えしますね)。

2)日常で使える言葉

やっぱり、言葉は反復しないと覚えない……と言うのが、この2ヶ月を経て再確認しました。そんな観点でも、「四字熟語」は人間の感情やシーンを表す言葉なので、日常でも使いやすい。
人によっては、短歌や俳句がいいとか、英語や中国語がいいとかありますが、私たちが普段の生活の中で使えると言うことが大切かなと思っています。

例えば、だんだんと温かくなって桜が咲く頃に、
「春はあけぼのですね」
とは日常ではあまり言わないけど、
「小春日和ですね」
とは言えるわけです。


「コハルビヨリ」を覚えることで、ゆくゆくは、「小さい」、「春」、「日」、「和」という感じの組み合わせなんだと

だから、少なくとも息子が生活する範囲では、四字熟語が使ってお得な言葉だと思っています。

3)普遍的な哲学や行動指針が詰まった言葉

そして、「四字熟語」は何と言っても、中国5000年の歴史によって語り継がれている言葉。いまでも名だたる識者や経営者の座右の銘になっていたり、会社の行動指針になっていることを思うと、やっぱり大切なメッセージが込められ、そして生き残っている言葉なんだと思います。

ちなみに、中国古典などの本を何冊も出版されている経営者とパッと思い浮かぶのは、SBIホールディングスのCEOである北尾吉孝(きたおよしたか)さんが有名ですよね。

出典 北尾吉孝様のツイッターのプロフィール画像を使用させていただきました。

そんな大事な真理が詰まった四字熟語だからこそ、私たちが編み出した「キャッチコピー勉強法」でも、息子が気に入ったキャラクターには、とても大切な四字熟語を当てているんですよ。

まとめ 四字熟語は、子どもに覚えさせたい一粒万倍のことば

「四字熟語」の魅力かと言うと。

1)さまざまな漢字や音で構成された言葉
2)日常で使える言葉
3)5000年も受け継がれる普遍的な哲学や行動指針が詰まった言葉

 

とはいえ、その魅力をきちんと言葉に出して言えるようになったのは、最近のこと。子供に染み込んでいくのを間近にみてきたから、あーやっぱり効果があるんだと気づいた。ちなみに、アコも1500語ほど覚えて、新聞やニュースで気づくことも増えましたよ。

なぜ、これほどまでに覚えられたのか、については、改めてお伝えしますね。

では、後日、タケにも四字熟語への思いも熱く語ってもらうことにします!
それでは、合縁奇縁を願って、bye booo!

(2歳8ヶ月、しながわ水族館にて粘土を片手に)

次の話は【幼児にとって四字熟語の暗記は簡単?!】です。

ITフル活用の就学前教育2.0/幼児(2歳児)1000語の詰め込み術 目次とプロローグ

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