「やらなくてもいい」を言ってくれる人と結婚しよう
5年前の今日、11月11日、アコとタケは結婚しました。今年で5周年(6年目)です。この5年をざっくり振り返ると。
2011年 出会って4ヶ月でスピード結婚。
2012年 タケ、サラリーマン生活に悶々、そして独立を決意
2013年 脱サラした夫と仕事を減らした妻。イタイ状況ながらも楽しい思い出ばかり
2014年 タケに転機。クラウド会計の第一人者になりつつある
そして、こうちゃん誕生。「生きがい」を見つける
2015年 仕事も子育ても「積み上げる」大切さに気づく
2016年 三人三様、それぞれの好きなことが見えてきた
ということで、この5年間、なんだか二人でいつもしゃべって、日々の生活が少しずつ向上していくことにワクワクして、こうちゃんの成長を喜んで……。仕事や子育ての戸惑いはもちろんあったけど、悲しかったり辛い思い出はほとんどありませんでした。
もちろん、二人の感性や価値観が似ていて楽しいということもあるんだけど、互いの心が無理をしない状況を意識して作り出せているということが、本当にありがたいなと思います。
この状況、どう維持しているかというと……。次の3つのことを意識しています。
短期的に物事を判断しない、結果は長期的に表れる
やりたくないことに時間を割かない
変わること、捨てることを恐れない
とくに私は、もともと「決められない」性格。子どもの頃から培った「継続しなければならない」「より困難で難解な方を選択して自分を鍛えるべき」みたいな思い込みが強く自分の中に根を張っていました。だから、大学に入学手続きをして下宿に荷物を運び終わったあとでさえ、この大学に決めてよいのか悩み、脱サラしたときも「続けられなかった」という後ろめたさがあったり……。
ほんとは、とても飽きっぽく変わることが好きな私。一方、他人は「継続して頑張る人」を評価するもんだと思い、その「目」を気にしながら生きてきました。だからこそ、すんごくしんどかった。
それが、今はすごく楽です。なぜかというと……。
アコ、興味がないなら、無理にやらないほうがいいよ。時間がもったいない。
え、去年そんなこと言ってた? 別に気持ちが変わったんなら、そっちに進めばいいじゃん。
いまは結果が出ないのは当然。価値のあることをしてるんだから。
というのが、タケの口癖だからです。
そんな居心地の良さの理由に気づいたのも、とかく最近のこと。言い換えると、自分がどんな人間かということについて、ようやく素直に認められています。5年、いや38年かかりましたよ。自分のことがわかるには。
で、なかなか自分の性格や価値観というのは、自分の意志を無視して変えることはできない。だからこそ、一辺倒の価値観を信じて押し付ける人しか周りにいないと苦しくなる。けれど、自分をよく観察してくれる、そして自分にとって最適な解を一緒に探してくれるパートナーがいたら……。ふっと救われたりします。
あ、そうそう。アコが唯一、すぐに「決めて」、そして「継続できていること」、「時間をかけていること」があります。
それは、この人!
タケ!
ぐしししし……これからもよろしくね。
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