o歳赤ちゃんのギャン泣き因子ベスト5を見つけた!〜4ヶ月の記録から〜
ひとりリサーチをライフワークとしているアコは、約半年前から、あるトライアルをつづけています。それは、江ちゃんの「ギャン泣き」の理由をつきとめるために、毎日の変化を記録すること。
毎日のギャン泣きシーンを記録
調べたのは、8月から11月までの4ヶ月間(生後0歳8〜11ヶ月)、次の15項目でした。
ギャン泣きするシーン:どんなタイミングでどれくらい泣くか
ギャン泣きポイント(3段階)、ギャン泣き時間、ギャン泣きシーン
江ちゃんへの身体的な刺激はなにか
外出時間、昼寝、気温、入浴時間、運動、刺激とその内容、ママの食事、授乳回数、離乳食
江ちゃんの感情への刺激はなにか
ママの気持ち、パパの帰宅時間
夜中のギャン泣き因子ベスト5が見つかった!
そうして記録をつづけ、アコの主観で設定した「ギャン泣きポイント」が最も高い「3」のときに、どんなことがあったか振り返ってみると……。夜中にギャン泣きするときには、次の5つのパターンがあることがわかりました。(あくまで、江ちゃんの場合です)
注:以下の「ギャン泣き出現率」は、〈該当するシーンの出現回数〉÷〈ギャン泣きポイント「3」の回数:38回〉×100で算出しています。また、各パターンは重複しているため、すべてをあわせて100%以上になります。
ここはどこ?知らないところに来ちゃった!(ギャン泣き出現率:47.4%)
人見知りは少ない江ちゃんですが、とくに8〜9ヶ月のころは場所見知りがありました。一度行った場所でも、しばらく間を空けると「知らない場所に来ちゃった」と思うのでしょうか。一時預かりを利用した夜やアコの実家に泊まった夜は、なかなか寝てくれず、そして何度も目を覚ましては泣いていました。
ママがいない!ひとりにしないで!(ギャン泣き出現率:31.6%)
一時預かりなどでアコと日中離れたとき! アコと離れる場面でもギャン泣きしていましたが、その夜も目覚めるとギャーンと泣いてしまいます。きっと、寂しい気持ちをおぼろげながら夢うつつで思い出したり、ふと目が開いたときにママが見つからなくて泣いてしまったのかもしれません。これは、最近では少なくなってきているので、慣れてきたんじゃないかと思います。
暑い!そして、前日との気温差が大きい!(ギャン泣き出現率:26.3%)
2015年夏〜秋は、とにかく暑かった!と思えば、急に涼しくなってみたり……。35℃超えの日は、必ずと言っていいほどギャン泣きでした。たしかに暑いときは寝苦しいもの、とはいえ、この夏はほとんどエアコンをつけっぱなしで過ごしていたので、ほとんど影響はないように思えますが……。きっと、乾燥で喉が乾いたり、日中の水分不足やエアコンでだるくなっていたのかもしれません。また、「暑いから」といって、布団をはいでしまって涼しくなったのかも。
遊び疲れた!夜までおでかけ(ギャン泣き出現率:18.4%)
動き回ったときや夕方遅くまで出かけたときも、その日の夜はギャン泣き! 疲れすぎてうまく寝付けないのか、直前までの刺激がフラッシュバックのように蘇るのか……。逆に、おとなしく家の中や慣れた児童館で過ごしているときは、ほぼギャン泣きポイントは「1」という結果になりました。
具合が悪い、かゆいよー!(ギャン泣き出現率:13.2%)
下痢や嘔吐があったとき。夏場の下痢では、おしりかぶれも起こし、夜中もなんどもオムツを交換しました。お腹が痛いのもあったでしょうし、下痢で喉が乾いたのかもしれません。いずれにしても、下痢気味のときのギャン泣きはしかたのないこと。1週間ほどすると、下痢は完治するので根気よくオムツ替えをしていくしかないですね。
赤ちゃんの心地よい安眠に向けて、パパとママにできること
この結果を踏まえて……。場所見知りやママと離れ離れになったことによる不安は、成長とともに落ち着くと思いますが、室温や移動疲れなどは、ママやパパが調整できること。「移動が多いな」というときはマメに休ませたり、乾燥を防ぐ、水分をたっぷり補給する、お腹の調子を整えるなど、安眠に向けて取り組めることも見えてきました。最近はまた成長して、泣くシーンもだいぶ変わってきたので、これからも観察をつづけていきます!
◆こうちゃんの月齢 1歳1ヶ月14日
◆こうちゃんがはじめて見たもの
赤羽橋の「本多」、保健所の子育てひろば
◆離乳食 パン、小松菜と卵のリゾット、うどんなど
◆「しんどさ」インタビュー 15人/100人
◆アコの心に響いた言葉「真実と実態のブレはあってもいいが、見え方はひとつに。名前が実態をつくっていく」