7月24日(日)は新橋でアコラボ「子育てカフェ」!
子育ての仕方というのは、実はさまざまな選択肢があり、自分で選ぶことができるのですね。「ねばならない」、「ここで、自分で育てなきゃ」という思い込みが、見事に払拭されそうです。
それが……
「しまね×東京 のびのび子育てカフェ」!
(かわいいチラシは、イラストレータ・かなこさん作。当日も登壇されます)
当日は、小難しいことは抜きにして、「島根に住んでみてどう?」「港区って子育てしやすい?」「やっぱり○○って大事だよねぇ」というおしゃべりとおやつを楽しみます。ですので、ぜひ、お時間のある方、お越しください!
で、さて……。なぜ、私がこうした地域活動をつづけているか、書き留めておこうと思います。
震災と結婚を機に、地域に知り合いを増やしたかった!
結婚を機に港区に移り住んだのは、2011年の秋。当時はタケもサラリーマン、私も仕事人間のまま引っ越してきたので、地域にはまるっきり知り合いがいませんでした。そして、仕事を一時的に離れた節目の年。昼間にぽっかりと時間ができ……。外に出た時に、ものすごい孤独感と焦りを感じました。スーパーでほうれん草を手にした私は、「あ、いまひとりなんだ」って。涙がつーっと流れました。仕事に没頭していた時期は、ただの寝場所に過ぎなかった「地域」が、とてつもなく大きな存在にうつりました。そして、その年は、東日本大震災のあった年でもあります。余計に、「知り合いがいない」という状態は、先行きに対する大きな不安として重くのしかかりました。
地域は、いろんな人やフェーズがあっていい場所
そしてその2年後、港区と慶応義塾大学が「自分を活かして街を生かす」というコンセプトの人材育成事業「ご近所イノベーション学校」をスタートさせました。なにか、琴線に触れたのでしょう。そこに申し込み受講するなかで、さまざまな世代の人と出会い、価値観が多様なことを知ります。そして、人って、「ノリに乗っている」ときよりも、「悩んでいる」ときのほうがどれほど多いことか、ということも。そうした弱みや迷いを見せることは、仕事の場ではタブーとされてきましたが、多様な価値観を受け入れる場では、そんな自分を恥じずになんでもしゃべれる。そのことが、ふっと気持ちを楽にしてくれました。
子育てしつつも、「ママ」じゃなくてもいい安心
そして2014年に出産。このときには、こうちゃんの成長を見守ってくれるご近所さんも増え、この土地に居心地のよさを感じるようになりました。……同時に、「出産」と同時に直面したのが、「ママ」というコミュニティに入らなければならないという違和感。さまざまな子育て施設が、ママのための交流の機会を作ってくれていますが、どうしても「ママだけのコミュニティ」となると、互いの子の成長を褒めあったり、お役立ちネタを教えあったり……。そうした場は、とてもありがたいのですが、「これを言っちゃいけない」とか「めんどくさいと思われちゃいけない」という緊張感は続きました。そんななかで、産前にご縁を得たママやさまざまな世代のご近所さんのなかでは、「本音で語ってもOK」という暗黙のルールがあり、とても安心できました。そして、ライフステージが変わっても、変わらずの関係でいられる。それが、ココロのバランスを整えてくれました。だからこそ……。
と、長くなりましたが、子育てに必要なことって、何だろう?! ヒントは見えつつありますが、つづきは7月24日のアコラボにて! ぜひ、ご近所ラボ新橋にお越しください!
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