RSウイルス入院＃治療編〜10ヶ月赤ちゃんの7日間戦争！

RSウイルスの発症から5日目。もはや自宅療養や通院では対処できないということで、入院を決めました。入院だからこそできることとは……。

点滴で脱水対策！

入院前の江ちゃんは、離乳食を食べてもおっぱいを飲んでも吐くという状況。おしっこの量も減ってきて、軽い脱水症状をおこしかけていました。大人であれば、ほんの数十分点滴をすれば水分量は確保できるところですが、10ヶ月の赤ちゃんは1時間に120ml程度ずつゆっくりいれていきます。そのため、ミルクや食事1回分の水分をとるのに、2時間近くかかってしまうことに……。そこで、通院ではなく入院によって、24時間点滴をうちつづけ、水分をコントロールしました。

水分の摂取量と排出を管理

オムツの重さを計って、おしっこの量を測定します。1日目は、ほんとにちょっとずつで下痢も起こしていました。

そして、足にセンサーをとりつけ、酸素濃度を測ります。

通常、酸素濃度は100％近いのですが、入院前は94％くらいに落ちていました。入院してから、徐々に増えだしています。

鼻水と痰を吸引！

そして、家庭では鼻の入り口部分しか取り除けない鼻水や痰をごっそりとってくれました。気道を拡張するミスト状の薬剤を15分間吸わせます。そして小さなストロー状の吸引器を5〜6cmほど鼻腔に入れ、鼻水を吸い出します。このとき、苦しさで「ゴホゴホ」と咳き込むことででてきた痰も吸引します。のどまで管を入れるものだから、それは痛い！　江ちゃんも全身で抵抗しながらギャン泣き！　

見ているこちらも辛いですが、自分では鼻水を出せないのでここは心を鬼にして江ちゃんの肩や顔を押さえつけます。

ムコダインとオノンを投薬！

あとは、痰を出しやすくするムコダインと気管支炎予防のオノンを投薬しました。飲み忘れや誤飲防止、アレルギーがでたときの対処という点では、入院していたほうが安全かなと思います。

困ったときのナースコール！

なにはともあれ、看護師さんやお医者さんがそばにいるのは安心です。ここぞとばかり、いろいろ質問して、次からの予防に備えようと思います。

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