女性の育児と仕事のリアル！働き方に関するアンケート結果発表〈速報〉！

ピン芸人ならぬ、ピンリサーチャー「アコ」による、子育てを観察、実験、科学する「アコラボ」です。10月3日に「上田発新しい子育てママのはたらき方」というセッションでコーディネータをさせていただいたのですが……。

事例を提供くださった「Hanalab.UNNO ハナラボ海野」では、ママたちがプロジェクトチームを組んで仕事にあたったり、産休中に企業との関係を築いて就職を果たすなど、育児にあたっている期間から「自分はどう働きたいか」を考え、そしてゆるやかに「ワーキングママ」フェーズへ移行していました。

すばらしい〜！　新しいフェーズにたった自分と向き合う時間って、本当に大切！　ともすると、ただただ目の前のミルク代や保育園代を稼ごうと「時間」×「給与」だけで仕事を決めてしまいがちですよねぇ〜。すると、そこに「労働力」は提供できても「自分らしさ」を無視してしまうことに……。そんなこんなも言ってられない事情は多々ありますが、せっかく「出産」「育児」という経験を培ったのですから、そのことを「空白」として引け目に思わず、「私は、こう働きたい」と強く主張していきましょうよ！　ママの皆さん！

◆アンケート「産後、どう働きたいですか」◆

というわけで、「産後、どう働きたいですか」とアンケートをとりました。今回は、「これくらい働きたい」という項目のみ、速報でお伝えします！（詳細版「産後ママが働くことに控えめな理由」はこちら）

7割以上が、「産後に仕事をする」

まずは、「産後の《働く》に対する気持ちと現状」を聞いたところ、最も多かったのは「働きたいから、仕事をする」で44.1％。つづいて「働きたくないけど、仕事はする」が29.7％。実に7割以上の方が産後も働く意思をもっていることがわかりました。主に、「少しでも生活費を稼ぎたい」という経済的な理由と「社会に出たい」という自己実現を目指してという声が多くあがりました。

月に稼ぎたい金額は、「10万円以下」が6割以上

そして、「月にいくら稼ぎたいですか」の質問に対しては、「6〜10万円」が49.6％、「5万円以下」が15.1％と、6割以上が10万円以下と回答。この理由として、「もっと稼ぎたいけど、子育てと両立するにはこれくらい」、「保育園代くらい」と、働ける時間やコストから算出している回答が得られました。「稼ぐ」→「時間がとられる」→「子どもとの時間がとれない」という方程式が前提にあるようです。

1日の労働時間は、5〜6時間が理想

では、1日何時間くらい働きたいですか」との質問に対しては、約半数が「5〜6時間」を希望。「7〜8時間」は14.3％にとどまり、3割が「3〜4時間」と回答しています。これも、育児との両立がひとつの判断材料になっているようですね。

なんだか、「こんなもんか」「これくらい」って諦めている感じがするよね。

現実はなかなか難しいけど、一人一人が「実はこれやってみたい」ってことを仕事として実現できるようになると、すっごいおもしろい社会になるだろうね。

〔調査概要〕
調査名　　女性の産後の働き方に関するアンケート
調査対象　子どもをもつ女性
調査期間　2015年9月29日〜10月5日
調査地域　全国
調査方法　インターネットを利用したオープン調査
調査主体　コレ芝
サンプル数　119人

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タグ: 10ヶ月, アコラボ, 働く ↑上に戻る