なぜ、40歳を迎えるいま、日本語教師の学校に通うのか

息子に言葉のシャワーを意識的に浴びせはじめ、半年が経ちました。

最近は、ドラえもんのアニメを真似して、
「数メートル先も、見えないよ」
「弁慶がどら焼きを発明したんだ」
など、どんどん複雑な言い回しを口にするようになりました。

子どもがどんどん成長していくのは、とても嬉しく、日々の疲れも一瞬にして吹っ飛びます。
でも、なんだか矛盾してるのですが、私自身に迷いが生まれてきました。

もはや、「キャッチコピー式勉強法」だけでは通用しない。

次の手を打たなければ！

そんな各論は当然のこと。

一方で、
子どもが自立していくようになると、自分がずーっと立ち止まったままということにも気付かされるのです。

おいおい、母ちゃん、まだそこにいるのかよ！

そんな声が聞こえたり。

いやいや、それなりに働いて、それなりに哲学してたのよ。

「我思うゆえに我あり」（デカルト）

なのです。

と、ついつい、自分かわいさで頑張ってるアピールをしながら、次のステップに進むことを躊躇していたのですが……。

ある日、

億劫になってるよね

とタケから急所をつかれてしまいました。

そうなのです。ライティングや民泊の運営、地域づくりやNPOの仕事などあれこれやってきましたが、それらは十数年前に作った資産をちまちま活かした働きにほかならない。だからこそ、動いてはいるのに、先に進んでいない。生産していない感が、なんだかモヤモヤしていました。

もはや、過去に頑張って身につけた力のみを頼っていたら、先細りする！

一方、ここ半年あまり力を注いでいた「幼児向け日本語ワークショップ」を続けようとした時に、やはりどうやってカリキュラムを作ったり、どうやって日本語を教えたら良いかというノウハウは、残念ながらいまの私にはありません。そのことになんとなく気づいて「日本語教師」の資格を取得しようと思ったのですが、「４２０時間を修了する」という条件や、資格取得のための費用を考えると、なんだかその一歩が踏み出せずにいました。

そんな中の、タケのひと押し。

アコは、色々やってるんだけど、それを見える化してない。それが見えないのは、自己評価もできなくなる。ここは思い切って、投資しよう！

そうなのです。
「見える」状態にしていないと、なかなか人って自分を評価できないものです。
だからこそ、いまなお、学歴や大企業、国家資格のブランドは支持されているのだと思います。

そして、学生時代の資源（スキル）を使い切った４０歳のいまこそ、またスキルを身につけるタイミングなのです！

この図の通り、いまの私は、一旦空っぽなのだ！

そう思い、自分に「奇貨可居（きかかきょ）」！

２万円を２４回払い！　久々に大きな買い物をしました。

いえ、買い物ではなく、投資です！

この先の４０年のために！

そして、これからは、学んだことを息子に実践しながら、親子で日本語をもっと知っていこうと思います。その様子は、このサイトにアップしていきますね！

そんな感じです！

それでは、合縁奇縁を願って、bye booo!

アコの最近のライティング「骨董品2.0時代」も読んでね。

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