2歳幼児の就学前教育に「おもちゃ」を買い与えることは投資!?〜ITフル活用の就学前教育2.0/幼児(2歳)1000語の詰め込み術
「ITフル活用の就学前教育2.0/2歳児1000語の詰め込み術」は、現在2歳の(今秋3歳になる)息子に、半年で新規に「四字熟語1000語」を詰め込むという前代未聞の試み! この子育てサイト「コレ芝」では、その全記録を公開していきます。
先日、「キャッチコピー式勉強法」をご紹介しましたが、好きなおもちゃやキャラクターに「四字熟語のお名前」をつける方法に可能性を見出し、継続して「カーズキャラクター」たちを「語学教材」にしています(詳しくは、「おもちゃを語学教材にするメリットって?」をご参照ください)。
このように「教材化」したミニカーやおもちゃたち。いまでは、ざっと、数百台はあります。ちょっとした、コレクターですね……。すると、よく聞かれるのが。
かなりお金がかかりそう!
はい、お金はある程度かけました。ほとんどは、使わなくなったパソコンやテレビなどをメルカリや中古パーツショップなどに売って換金したので、現金だけではなく、メルカリポイントなども含めますが、使った支出はおもちゃだけで20万円は軽く超えています。
でも、「無駄遣い」とは全く思っていません。
なぜなら、
おもちゃを買うことは「投資」だからです。
それでは、なぜ、消費ではなく、「投資」なのか。その理由をあげると……。
【選択する力】をつける
世の中、ドリルや辞書、絵本など、書店に売られている紙教材は、買って所有することが推奨されていますが、いわゆる「おもちゃ屋」に売っているおもちゃは買い与えず、「我慢させることがよし」とされるなどの教育神話があります。
でも、本でも、ミニカーでも、宝石でも道端の石ころでも、言葉を覚えられるのであれば、それは「教材」と言えるはず。先日も書きましたが、おもちゃは、子どものモチベーションを高められるという点では、教材として効果的です。
また、現代を生きる子供達は、私達親の世代(夫婦ともに1978年生まれ)とは、全く環境が違います。一番違うのはインターネットなどを使っての、情報の入手のしやすさ。情報が多いならその中から
『自分は何が好きなのか、好きではないのか』
『正しい情報なのか、そうでないのか』
を判断する力を養うためには、選択肢を用意する事が大事だと思っています。
幼児というまだ狭い世界の中でまず与えることができる選択肢。その一つとして
『なんのおもちゃが好きなのか?、なんのおもちゃで遊ぶのか?、その選んだおもちゃで何をして遊ぶのか?』
だと考えています。
ちなみに、おもちゃを購入するスタンスとしては、『息子が欲しがるから購入する』のではなく、
『こういう選択肢(おもちゃ)はどうでしょう?』と
こちらから(主に夫タケから)提案しています。
その象徴がこれ!!
スターウォーズ関連のミニカーやフィギア
とりあえずある一定量かつ、興味の出そうな物をこちらから提供してみて判断しているのですが、スターウォーズはワリと費用をかけたのですが全く響かずでした。
ただ、本当にここ数日のことなのですが、2ヶ月前ほどに同じ理由で購入し、ほぼ無反応だった機関車トーマスに興味が出てきています。そのため、今は興味がない。ただし潜在的にそこに存在しているだけで一年後、2年後に興味が出てくるのかもしれません。※そう思って全世界の大人をも魅了するスターウォーズを買ってみたのです。
「子どもの知識(無形の資産)に変換できる」から
知識は一生モノです。そのミニカー自体に商品としての価値がなくなっても、息子の知識としては残ります。そうそう、お風呂にも一緒に入り、滑り台からも落とされ、散々遊んで壊れかけたミニカーがありますが、それらは毎日のように四字熟語を繰り返し、徹底させるのに一役も二役も買ってくれました。「りんご」や「ぶどう」というよりも、「千両役者(せんりょうやくしゃ)」や「東奔西走(とうほんせいそう)」と口にだす方が多いのです。息子が将来、「○○戦隊」を覚えて忘れても、きっと「千両役者」という言葉は忘れないはず、と思っています(おそらく、私たちは「○○戦隊」も、何らかの教材にしてしまうと思います)。
「いま買い与える方がコスパが高い」から
『2歳の子どもに20万円超のおもちゃ』と聞くと、一般的な感覚としては確かに高い金額です。(経済環境は各家庭それぞれですが少なくても私達夫婦の感覚で。)。小学生でも、お正月のお年玉が、せいぜい数百円なのですから。でも、中学生や高校生になってから高い教材を買ったり塾に何度も通ったら、それこそ数十万円、数百万円のお金がかかってくることでしょう。それなら、ある程度生活費や学費がかからない幼少期に投資し、学習習慣を身につけさせたり、学ぶことに興味を持ってもらう方が、コスパが高いのでは、と思っています。
シェアリングエコノミーで「必要に応じて、また売れる」から
そして、このプロジェクトは、時代に恵まれたとも言えますが、「また、売れる(現金に換金できる)」のも理由の一つです。
夫のタケは税理士なので、いつも自身の仕事領域の簿記や会計の発想でよくこんな事を言っています。
今の時代おもちゃって、簿記で言うと【消耗品】ではなく、【減価償却資産】なんだよねぇ。新品や中古で買って使った分、塗装がはげたり一部壊れたりして価値は減価するけどメルカリ等で減価したなりの適正な時価で売却できるからね~。預金通帳に使わない残高残しておく位なら、おもちゃに換価したほうが良いってわけよ~
と。※半分はおもちゃを大人買いをする自分を正当化させるための方便にも聞こえますが…
確かに子どもが学び終わったら、メルカリなどのフリマアプリやヤフオクなどのオークションで販売できるので「大人買い」できる強みですね。状態がよければ、ほぼ購入時の価格で、必要な人にお譲りすることもできます。一昔前でしたら、せいぜい親戚や近所の子どもに使ってもらう程度しか再活用の道がなかった。本当に個人間でもののやりとりや共有ができる「シェアリングエコノミー」時代だからこそ取り組めた教育だと実感しています。
と、そんな「理由」をつけて、家族で楽しんでいるから、まあ、娯楽とも言えなくはないですね。
はたから見たら、
『家族みんなでただ遊んでいる様に見える』
ただ、それが幼児教育の本質なのかもしれません。
それでは、合縁奇縁を願って……。ワークショップも継続開催中です。
⇒次の話は【幼児教育の最強メソッド?!米米(コメコメ)暗記法とは】です。
ITフル活用の就学前教育2.0/幼児(2歳児)1000語の詰め込み術 目次とプロローグ
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